科学と技術

ウォーリーを瞬時に探し出し指を差して教えてくれるロボットが登場


世界中で愛されている絵本「ウォーリーをさがせ!」に特化したロボットが登場。最速4.45秒で絵本の中からウォーリーを見つけ出してその場所を教えてくれます。

「Waldo」は、アメリカの広告会社「redpepper」が開発したウォーリー発見専用ロボット。ちなみに北米ではWally(ウォーリー)はWaldo(ウォルド)となります。Raspberry Piとロボットアーム「uArm Metal」を使ってウォーリーを見つけ出し指を差してその場所を指摘することができます。

動画はこちらから。
There’s Waldo is a robot that finds Waldo – YouTube

1. 「Waldo」を初期化するとアームを伸ばして台座の上に設置された絵本を写真撮影します。

2. インテルが開発した画像処理ライブラリ「OpenCV」を使い撮影した写真から顔を認識し抽出します。

3. Googleの機械学習画像認識サービス「AutoML Vision」にデータを送信し抽出した顔を予め学習させていたウォーリーと比較

4. 一致度が95%以上の顔をウォーリーと判定します

5. そしてウォーリーの顔がある座標にアームを移動させ指を指して完了。もしウォーリーが複数存在する場合は全ての顔を指差す仕様となっています。

現在のところWaldoはまだプロトタイプ。すでに過剰サービスな感じもしますが、もし完成することがあればページを自動でめくり、ウォーリーの場所に付箋紙を貼ってくれる……なんてことまでやってくれそうです。

ちなみにウォーリーではなく「13日の金曜日」シリーズの主人公ジェイソンだったらこうなる模様。秒速で見つけることが可能です。
ウォーリーよりもはるかに見つけやすい「ジェイソンを探せ」の画像

関連記事

AI(人工知能)が女性のヌードを描くとこうなる 狂気に満ちたシュールな裸婦画が生み出される - DNA

「自動スナック菓子食べさせロボットアーム」が全力でスナックを叩きつけてくる失敗動画 - DNA

こんなに違う、ネコの視界と人間の視界を比較した画像いろいろ - DNA

顔認識システムから隠れるためのメーキャップ術「CV Dazzle」 - DNA

自転車のヘッドライトで地面に速度を表示する試作システムの動画 - DNA

「Raspberry Pi」で実働する1/3に縮小された初代マッキントッシュ「Mini Mac」 - DNA

この記事をブックマーク/共有する


前後の記事

DNAをこれからもよろしくお願いします!

Facebook上のコメント一覧