ゴルフ場のグリーンにあるホールはどうのように変更されているのか
穴の縁が崩れてしまったり、たくさんのゴルファーに踏まれて周辺が凸凹になるため、ゴルフコースにある全てのホールの位置は基本的に毎日変更されています。2年に一度開催される米選抜・欧選抜のトッププロたちの対抗戦「ライダーカップ」ではどのように変更しているのかを解説しているのがこちらの映像です。
動画はこちらから。
2012 Ryder Cup: Changing Hole Locations – YouTube
この映像は、2012年にアメリカ・イリノイ州で開催された「ライダーカップ」のコースをペンジルバニア州立大学コルフコース・マネージメント・プログラムの学生ボランティアによるホール変更を撮影したものです。
1. 芝を傷つけないように足場にシートを置き、ゴルフ専用のホール・カッターを使ってグリーンに新しくホールを開けます。
3. 水平器でレベルを確認しスポッと土ごと引き抜きます
4. 穴の中に白いカップを挿入
5. カップと芝の間の土の部分を白く塗り
6. 新しいホールが完了
7. 次は古いホール。穴のエッジ部分をナイフを使って丁寧に整えます。
8. 新しいホールを開けた時に取り出した芝と土をこの穴に戻します
9. 丸い芝の境目を綺麗に周りとなじませます
10. 水をかけて
10. ゴロゴロして古いホールの埋め立ても完了です。
JGTO(日本ゴルフツアー機構)のコラムによると、この「カップ切り」は一人前になるには約5年ほどかかるとのこと。かなりの職人技が必要なようです。
ちなみにイギリスのある老舗ゴルフクラブには非常にユニークなルールがあるそう。何があろうともプレイ続行です。
イギリス紳士のユーモアと反骨精神にあふれた「ゴルフのプレー中に爆撃が始まった際の暫定ルール」
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