大学図書館の保存修復部門が教える「濡れた本を修復する方法」
もし大事な本が濡れてしまったらどうすべきなのかをわかりやすく教えてくれるのは米・ニューヨーク州にあるシラキュース大学・図書館の保存修復部門。使用するのはペーパータオルと扇風機、そして重りです。
動画はこちらから。
Wet Book Rescue – YouTube
この映像は、シラキュース大学図書館・保存修復部門の公式YouTubeチャンネルで公開されている映像です。
1. まずは表紙と裏表紙の水分を取り除くため、ペーパータオルで挟みゆっくりと本を押さえつけます。
2. 次に10〜20ページ毎にペーパータルを挟んできます。その際に90度以上本を開かないように気をつけてください。
3. 1/4から半分くらいまでペーパータオルを挟んだらゆっくりと本を押さえます。この作業を最後のページまで行います。
4. そして一晩扇風機に当てて乾かします。
5. 翌日。2枚の平らな板で本を挟みブロックなどの重りを乗ます。
6. 専門機関の場合はこんな専用のブックプレスがあります
7. 本が平らになるまで約24時間から48時間程度プレスし続けます
8. 修復完了!見事復活。
9. もしすぐに修復する時間がない場合は、濡れた本をジップロックに入れて冷凍庫に保管します。後日修復を行ってください。
10. 濡れた本を放置しておくとこんな感じになってしまいますので注意してください。
また本との相性はあまり良くはありませんが、こちらのライフハックも非常に役に立ちます。
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