「Halo」の圧倒的存在感……ヘルメットのカメラが捉えたドライバー目線の臨場感溢れる映像 2018年F1モナコGP
マシンに設置されたカメラからではなくF1ドライバーのヘルメットに取り付けられたカメラで撮影された映像をF1公式Youtubeが公開中。今年からF1マシンに義務化されたコックピット保護デバイス「Halo(ハロ)」がドライバーからどんな感じに見えているのかよくわかります。
フランス出身のピエール・ガスリーがハンドルを握るホンダV6エンジンを搭載した「トロ・ロッソ STR13」が、2018年のF1世界選手権第6戦となるモナコGPのモンテカルロ市街地コースをぐるっと一周する様子が撮影された映像です。
動画はこちらから。
Helmet Cam with Pierre Gasly! | 2018 Monaco Grand Prix – YouTube
1. 画面の真ん中にあるの棒のようなものがコックピット保護デバイス「Halo(ハロ)」です。
それにしても「Halo(ハロ)」の存在感がすごい……
2. 正面から見た「トロ・ロッソ STR13」
STR13 – F1 | Honda
3. 横から見るとこんな感じ
こちらのトロ・ロッソが公開している映像はプレス日から練習初日までの24時間をピエール・ガスリー目線で撮影したもの。ぐるっとコースを一周するまでが撮影されています。
Driver’s Eye: 24 Hours with Pierre Gasly – YouTube
またピエール・ガスリーのモナコGPの結果はというと、5月26日に行われた予選では10位、翌日の決勝戦では7位でゴールしてします。
ちなみに1962年のF1モナコGPはこんな感じでした。モンテカルロ市街地コース、大きく変わったところも多いですが変わっていないところも多々存在しています。
1962年のF1モナコグランプリを70mmフィルムで記録した超高画質カラー映像
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