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世界初となるドローンによる人命救助の瞬間、沖に流され溺れる男性二人を空から救出


オーストラリアのビーチに配備された救難ドローンが緊急出動し沖に流され溺れる男性二人を救助した瞬間を捉えた映像です。

場所はオーストラリア・ニューサウスウェールズ州のレノックス・ヘッド。ニューサウスウェールズ州政府が支援するプログラムの一部として導入されたLittle Ripper社の救援ドローン「The Little Ripper UAV」が活躍しています。

動画はこちらから。
The world’s first surf rescue by drone – YouTube

この時にドローンを操縦したライフガード Jai Sheridan 氏は、The Sydney Morning Heraldの取材に「ドローンは人命救助装備として非常に効果的だ。現場まで飛ばし救援資材を投下するまで約1〜2分しかかからなかった。ライフガードが現場に向かった場合はさらに数分を要する」と話しています。

1. 沖に流された男性二人を発見

2. すぐに救援ポッドを落下

3. 大きく膨らんだ浮き輪に捕まり、

4. そして海岸へ向かい、ライフガードに無事救出されています。

1分1秒を争う海難事故現場では非常に有効な手段と言えそうです。今後、ライフガードに求められるスキルは泳力と同様、ドローン操作技術も重要視されることになりそうです。

また Little Ripper 社のドローンは、ビーチでサメを検知するアルゴリズムを使ったサメ監視も行われています。ちなみに今回ドローンを操作していた Sheridan 氏はサメ監視の訓練でドローンの操作技術を磨いたとのこと。
Little Ripper Lifesaver Drones Spot Sharks Electronically – YouTube

またお隣の中国では高圧線にひかかったゴミを除去する火炎放射器を搭載したドローンが開発されています。
中国の電力会社、高圧線のゴミを瞬時に焼き尽くす火炎放射器を搭載したドローンを開発

ソース:Drone used to save two swimmers caught in rough surf at Lennox Head

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