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タランチュラを専門に狩るオオベッコウバチはこうやって巨大な敵を仕留める


世界最大のハチ、オオベッコウバチ(ドクグモオオカリバチ)が巨大なタランチュラを狩るその瞬間を捉えた映像がこちら。1対1でも全く臆することなく冷静沈着に仕留めていくハチの姿はまさに職人のようです。

動画はこちらから。
Spider Wasp Attacks Tarantula – YouTube

この映像は、米・アリゾナ州のソノラ砂漠で撮影したもの。

オオベッコウバチ(ドクグモオオカリバチ)は、タランチュラ(オオツチグモ科のクモ)を専門に狩ることで知られる南北米大陸に生息する世界最大のハチ。

巨大なタランチュラに対抗できるように大きくなったと言われ、世界最大のクモであるルブロンオオツチグモをも標的としています。

1. 体格差をものともせずタランチュラを仕留めるオオベッコウバチ

オオベッコウバチの狩りはとてもシンプルなヒットアンドアウェイ方式。タランチュラの腹部に何度も針を挿し麻痺させて動けなくなったところに攻撃を加えて仕留めます。

2. タランチュラの腹部に入り込み逆さまになりながら針を挿し仕込んでいます

捕獲された後に巣へ持ち帰えられたタランチュラはハチ(成虫)に食べられるわけではなく、卵を産み付けられ孵化した幼虫のエサとなります。

またタランチュラを狩る姿が鷹(ホーク)に似ていることから、タランチュラホーク(Tarantula hawk)とも呼ばれるオオベッコウバチですが、本物の鷹の攻撃はこんな感じです。一発でドローンを撃墜しています。
鷹の一撃必殺で撃墜されたクアッドコプターが撮影していた決定的瞬間

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