ドローンを空港近くで飛ばすとどういうことになってしまうのか
2017年7月2日、英・ロンドンのガトウィック空港の航空機進入路へドローンが出没。その時に空港周辺の上空で発生した大混乱の様子を再現した映像です。
Gatwick drone incident – 2 July on Vimeo
この映像はNational Air Traffic Services(NATS)が製作したものです。
1. 17時10分頃、飛行機の進路にドローンが飛行していることが確認される
2. 空港は着陸の延期を決定し着陸予定の飛行機は方向を変え上空を周回
3. 何機かの飛行機は燃料のことを考慮し他の空港へ目的地を変更
4. 空港がドローンがいなくなったのを確認し着陸を許可
5. しかし、すぐにまたドローンが現れ着陸ができなくなる
6. 更に多くの飛行機が他の空港へ向かうことに……
空港近くでドローンを飛ばすとどんなことになってしまうのか。その答えは、空港の滑走路が閉鎖され飛行機が着陸が出来ない状態となり、着陸するはずだった飛行機は近く空港へ目的地を変更を余儀なくされたり、上空を旋回し続けることとなり社会インフラに多大な影響を与えてしまうことになります。
7. この映像の最後には「もしドローンを操縦しているのなら、あなたはパイロットである。そして安全に飛行する責任がある」と注意を促しています。
ちなみにこちらの映像はうっとしいドローンをロケット搭載の刀で文字通り一刀両断しています。
うるさいドローンをロケット噴射で飛ばした刀で両断してみた動画
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