「ローグ・ワン」のCG合成っぷりよく分かるILMの公式解説動画が公開
ルーカスフィルム傘下として、様々な特殊効果の研究開発とそれらを用いた映像制作を行っているスタジオ、インダストリアル・ライト&マジックが「ローグ・ワン」で使用されたCG合成技術のデモ動画を公開しています。
「ローグワン」と言えば、他のスター・ウォーズ・サーガの登場人物達の「カメオ出演」で有名。第1作の「新たなる希望」が「ローグ・ワン」エンディングの10分後、という設定なので同作のキャラクターがCG合成によって多数出演しています。
帝国軍のターキン提督。「ローグ・ワン」ではガイ・ヘンリーが演じた映像に、ピーター・カッシングの顔が合成されています。
顔の部分を消して……
この人の存在感によって「ローグ・ワン」の時代設定が強く印象付けられた感があります。
こちらは反乱同盟軍レッド中隊のレッド・リーダーことガーヴェン・ドレイス。ドリュー・ヘンレイが演じたこちらのオリジナルのフィルムを……
色味を修正して背景を再描画
合成すると昔のままのレッド・リーダーが大暴れしてくれます。
その他「ここがこんな風に合成だったのか」とよく分かる動画はこちらから。
Behind the Magic of Rogue One: A Star Wars Story – YouTube
それにしても最近の映画のCG合成はすさまじいレベルまで来てしまいました。「ゼロ・グラビティ」の合成も当時は驚異的だったのですが、今見るとごく普通のものに見えます。
「ゼロ・グラビティ」は顔以外ほぼ全部CGだったということが分かるすごいメイキング動画 – DNA
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