命がけで極めた究極の進化 51匹のピーコックスパイダーによるド派手な求愛ダンスが凄い
ピーコックスパイダーは、オーストラリアのみに生息する5mmにも満たないとても小さい体をしたハエトリグモの一種。オスはその名前の通りまるでクジャクの様にド派手な模様を大きく広げ独特な求愛ダンスを披露します。
音楽は70年代のディスコナンバーで英・ビージーズの「ステイン・アライヴ」。それではどうぞ、51匹のピーコックスパイダーによる求愛ダンスです。
Peacock Spider "Stayin’ Alive" – YouTube
この不思議にも感じる求愛行動の目的はもちろんメスのハートを射止めるため。ピーコックスパイダーは非常に視力が良いためド派手で複雑な求愛行動をメスが選んできたためこのような進化を遂げているそう。ただし、派手な模様とダンスはどちらが先なのはまだわかっていないとのこと。
こちらはYMCA版。ダンスの達人たちです。
Peacock Spider Dances to YMCA – YouTube
実はこの求愛行動は命がけで行われおり、もしメスが気に入らなければ交尾に失敗するだけではなくメスに食べられてしまうことも……まさに命がけのダンスのようです。知ってしまうとだたファンキーなだけではなく少し切なくも感じてしまいますね。
ちなみにピーコックスパイダーにライトセーバーを持たせるとこうなる模様。なかなかのファイターです。
ピーコックスパイダーどうしのケンカにライトセーバーをCG合成した動画
参照:「孔雀グモ」、派手な求愛は命がけの進化の産物 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
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