50年昔に座礁した巨大貨物船「エヴァンゲリア(Evangelia)」 その朽ち果てた内部をカヤックに乗って撮影した映像
ルーマニアの黒海沿岸に位置するコスティネシュティのビーチからよく見える巨大な座礁船「E エヴァンゲリア(Evangelia)」。今から50年も昔の1968年に座礁しているため、あちこちに大きな穴が開いた状態となっておりカヤックに乗ってそのまま内部を探検しています。
Kayaking inside an abandoned ship – YouTube
1942年に軍事用の輸送船「Empire Strength 」として建造された「E エヴァンゲリア(Evangelia)」。第二次世界大戦後は民間に払い下げられ何度かオーナーが変わった後、1965年にギリシャ船籍となり「E エヴァンゲリア(Evangelia)」と名付けられています。
そして1968年10月15日に旧ユーゴスラビア・リエカからルーマニア・コンスタンツァへ向かう途中に座礁しそのまま放置され、現在も朽ち果てながらも当時のまま存在し続けています。
巨大ディーゼルエンジンの残骸……
ルーマニアではリゾート地として知られているコスティネシュティ。ビーチの鎮座する座礁船「E エヴァンゲリア(Evangelia)」は人気のアトラクションとなっているようです。
こちらもエヴァンゲリアを探検している動画。なかなかアグレッシブに楽しんでいます。
Costinesti epava 2015 – YouTube
また世界中の美しく朽ち果てつつある沈没船や座礁船の写真がこちらです。この独特な存在感、不思議と引かれるものがあります。
ボロボロに朽ち果てながらも圧倒的な存在感を放っている沈没船や難破船の写真25枚
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