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強力なAKS-74自動小銃をブリーフケースに偽装して隠し持てる護衛用カバー「エスコート」の動画


重要人物になればなるほど命を狙われるものですが、かといってゴテゴテに武装した護衛をたくさんつけていると、それはそれで周りの人を信用していないように見えてしまってよくありません。そんな時、護衛の人とわからないようにこっそりと自動小銃を隠し持てるこんなカバーが役に立つのです。

1980年のモスクワ・オリンピックの際、要人警護チームのために作られたのがこの「エスコート(付き添い、護衛)」の名で呼ばれる特殊なブリーフケース。外から見た感じはごくごく普通のどこにでもありそうなもの。

しかし中には、全長をちょっと詰めたAKS-74U自動小銃が仕込まれています。

ハンドル横の安全装置を外してから前側のボタンをプッシュすると……

ズルっと外側が落下

中のライフルをズバっと取り出すことができます。

後は薬室に弾を送り込んで撃つだけ。

襲撃者がいつどこでどんな攻撃をしてくるか分からない以上、なるべく強力な武器を持っておきたい……というのは全世界の警備関係者が思うところで、カラシニコフによれば他にも表に出てきていない色々なオモシロ装備があるそうです。動画はこちらから。
“Escort” – KGB operational briefcase – YouTube

こちらはドイツ・H&K社が作り出した護衛用の純正アクセサリ。ブリーフケース型カバーの中に短機関銃が入っていて、いざという時は取っ手の引き金を引くと弾をバラまいてくれます。どうやって狙いをつけるのかイマイチわからないので、もし群衆の中で襲われたら、周りの人をなぎ倒しながら犯人を撃つことになるのが欠点ですね。
HK MP5K Operational Briefcase – YouTube

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