3種類の燃料で比較 エンジン燃焼室の4Kスローモーション映像
ブリッグス & ストラットン社製の小型ガソリンエンジンのヘッドをガラスに変え丸見えとなった燃焼室の様子をハイスピードカメラで撮影した映像です。ガソリン、アルコール、アセチレンの3種類の燃料を使って燃焼の仕方にどのような違いがあるのかを実際に試しています。
動画はこちらから。
See Through Engine – 4K Slow Motion Visible Combustion – YouTube
1. ガソリン
燃料がガソリンだととても美しく燃焼しています。ガソリンエンジンですからね。
2. アルコール
消毒用にも使用されているアルコール(イソプロピルアルコール)を燃料とした場合はこんな感じになります。殆ど液体のまま……
3. アセチレン
そして、バーナーやランプ等にも使用されているアセチレンをガソリンの変わりに使用すると……燃焼室が完全に真っ黒。
ガソリン以外の燃料でも何とか動くことは動くようですが、基本ガソリンエンジンにはガソリン以外は使わないほうが良いようですね。またこの映像を製作した Warped Perception によると次はテキーラを燃料にした実験をしてみたいようです。次なる挑戦も気になるとことです。
ダートバイクの2ストエンジンのヘッドをガラスに変えてみたのがこちらの映像です。ガソリンが爆発しているところが丸見えのバイク、これは乗ってみたい。
2ストエンジンのヘッドをガラスにすると動いている様子を見ることができる
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