あらゆる金属加工技術を使ってイチからゼンマイ式の時計を製作する全行程1000時間を12分にまとめた動画
それが料理であろうと機械であろうと、ものを作り出す工程はなぜかずーっと眺めていたくなるもの。こちらはフルスクラッチで時計を制作する様子をまとめた動画ですが、本当に色々な加工方法が収められておりいつまで見ていても飽きません。
ドリルによる穴あけ加工
糸のこで切り出しています。
サンダーで切削
旋盤を使った円筒形の加工
溝切り
歯車の切り出し
小さなギアは焼入れで硬度を増しています。
感光させた文字の部分だけを溶かすエッチング加工
チェッカリングの加工
テンパーリングによる表面加工
部品をくっつけるロウ付け
角が立つところは立ち、平たいところは平たいままで、歯車とレバーとの噛合いもぴったりと。美しく加工をすると動く時のエネルギーがロスなくうまく伝わるようになり、機械としての性能も上がっていきます。
動画はこちらから。
[BONUS VIDEO] Chill Out Edit – 1000 Hours in 12 Minutes – YouTube
手間がかかるものは高いのが当たり前。軍用のトラックのネジというのは1本数千円するものも珍しくありませんが、それは信頼性を求められるがゆえの素材と加工の良さによるもの。
航空宇宙関係やF1カーなどは、昔から究極の精度と耐久性を求められている分野だと、もっともっとお高くなるのですが、こちらの制作工程動画を見ると「あーやっぱりそうなるよねー」となること間違いありません。
F1マシンに使用される1本のボルトが出来るまでを描いたショートフィルム「The Life of a Bolt」 – DNA
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