アートとデザイン

カメラレンズの絞り構造にインスパイアされたサイズ調整可能なレンチ「Aperture Wrench」


「Aperture Wrench」は、カメラのレンズで光量を調整するメカニズムを応用したレンチ。6枚の鉄板を組合せることで自由にサイズを変更で出来るスタイリッシュなデザインの6角レンチです。

1. シンプルで機能美溢れるデザインの「Aperture Wrench」。また Aperture は「レンズの口径」や「絞り」を意味する単語です。

2.

「Aperture Wrench」は、アメリカの工業デザイナー Jordan Steranka 氏が製作したコンセプトデザイン。カメラの複数枚の絞り羽根と呼ばれる板を使い光量を調節する仕組み「絞り」を応用し大きさ調整が可能なため、あらゆるサイズのナットに対応することが出来ます。

3. 左が「Aperture Wrench」。右がカメラ・レンズの「絞り」構造。

4. レンズと同じように赤いダイヤルを回してサイズ調整します。また赤いボタンっぽいものはライトの電源です。

5. 「Aperture Wrench」の仕組み

6.

とてもスタイリッシュなで非常に素敵なデザインの「Aperture Wrench」ですが、現在のところまだコンセプト段階であり製品化は未定となっています。

ちなみにこちらはレンチ2本を使って数秒で南京錠を破壊する方法を解説した映像です。「Aperture Wrench」では無理ですが……
使うのはレンチ2本のみ、数秒で頑丈な南京錠を破壊し無効化する方法

ソース:Aperture Wrench on Behance

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