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のどで歌うモンゴルの特殊な歌唱法「ホーミー」による圧倒的な独唱


ありがたいお経のような独特のダミ声からまるで笛のような美しい音色までを特殊な歌唱法で歌い上げているのがこちらの映像。モンゴルの大自然とあいまって非常に幻想的な雰囲気に包まれます。

動画はこちらから。それにしても雄大な自然ですね。
Khusugtun Batzorig Chinggis khaan – YouTube

美しい喉歌(のどうた)を披露しているのは、モンゴルの民族楽団「Khusugtun(フスグトゥン)」のメンバーで、喉歌歌手&馬頭琴奏者の Batzorig Vaanchig 氏。ちなみにこの曲は、モンゴル帝国・初代皇帝チンギス・カンを称える内容となっています。

こちらの映像も Vaanchig 氏によるもの。演奏しているのはモンゴルの民族楽器「馬頭琴(モリンホール)」です。
Cengiz Han'a Övgü (Batzorig Vaanchig) – YouTube

喉歌(のどうた)はアルタイ山脈周辺の民族に古くより受け継がれている歌唱法で、モンゴルでは「ホーミー(Хөөмий)」、その他の民族や国では「フーメイ」や「カイ」などとも呼ばれています。

そしてKhusugtun(フスグトゥン)が演奏している映像はこちら。笛のような音色は本当に不思議ですね。
Khusugtun – Mongolian music in London – BBC Proms 2011 Human Planet – YouTube

また独特なのは歌唱法だけではなく、モンゴルの民族衣装もまた独特な美しさがあります。こちらは20世紀初頭のモンゴルで撮影された綺羅びやかな民族衣装に身を包んだ女性たちの写真です。
独特な民族衣装を身にまとった20世紀初頭の美しきモンゴルの女性たち

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