排気量わずか0.02cc、爆速回転する極小の紙製単気筒エンジンがすごい
紙のみを使って再現された単気筒エンジンが実際に動作しているのがこちらの映像。驚くべきは排気量が0.02ccという極小サイズながらとんでもない速さで回転してること。細部に至るまで非常に精巧に作られていることがよくわかります。
動画はこちらから。
Small revving single-cylinder engine from paper – YouTube
このエンジンは、ベラルーシの Aliaksei Zholner 氏による作品。エンジンのサイズ(LxWxH)は、 18x13x2 mm。さらにシャフト直径(Shaft diameter): 0.5mm、ピストン・ストローク(Piston stroke): 3mm、シリンダ直径(Cylinder diameter): 3mmと、とんでもなく極小サイズの紙製単気筒エンジンです。フライホイールが取り付けられているため多少大きく見えますが排気量は約0.02ccとなります。
1. 設計図を兼ねたエンジンの部品群。紙製ならではですね。
2. 製作中のシリンダとピストン
紙製とは思えないかわいいエンジンも素敵ですが、耐久性もかなりものですね。
ちなみに初めに登場した大きな紙製単気筒エンジンはこんな感じで動作します。大きなサイズだと本物に近い迫力があります。
Working paper engine – YouTube
またこちらも Zholner 氏が製作した紙製のロータリーエンジン。ローターが爆速回転している姿は必見です。
爆速で回転する紙製ロータリーエンジンがすごい
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