ゴミから作った楽器を使う子ども達のオーケストラを追いかけるドキュメンタリー映画「Landfill Harmonic」予告編
クラシック音楽で使う楽器はとても高価。発展途上国では時に家一軒を超えてしまうこともあります。それでも子どもに音楽を学んで欲しいとある音楽家が思いついたのは、ゴミから作った楽器を使うこと。南米・パラグアイに実在するオーケストラを追いかけたドキュメンタリー「Landfill Harmonic」が配給決定です。
「Landfill Harmonic」は「ゴミ処理場交響楽団」の意。パラグアイのNPO「Recycled Orchestra」は、ゴミ処理場のそばのスラムに住む子供達に、ゴミから作った楽器で音楽教育を与える活動をしています。
詳しくは、2012年にドキュメンタリー映画の制作が始まった当時ご紹介した記事をご覧ください。
ゴミから作り出した楽器で子ども達に音楽教育を与える交響楽団のドキュメンタリー「Landfill Harmonic」 – DNA
「Landfill Harmonic」はその後各地の映画祭で好評を博し、この度ロードショーが決定、9月から全米の映画館で公開が始まります。
予告編はこちらから。公式サイトでも公開されています。
Landfill Harmonic Theatrical Trailer English on Vimeo
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