世界中の言語についてシンプルにまとめたインフォグラフィック「A world of languages」
二人しかいない使用者が仲違い中のため絶滅の危機に瀕しているメキシコの「アヤパネコ語」など極端に使用者数が少ない言語から10億人以上が使用する中国語まで、世界中には少なくとも7100を越える言語が存在していると言われています。 そんなちょっと気になる言語についてのことをまとめたのがこちらの「A world of languages」です。
1. 使用言語の人数
1億人以上が使用している言語は中国語(11.97億人)、スペイン語(3.99億人)、英語(3.35億人)、ヒンディー語(2.60億人)、アラビア語(2.42億人)、ポルトガル語(2.03億人)、ベンガル語(1.89億人)、ロシア語(1.66億人)、日本語(1.28億人)の9つのみ。
また、上位23言語だけで世界人口72億人の半数を越える41億人を占めています。
2. この言語が話されている国の数
英語が圧倒的で100カ国を超えています。また、パラオ・アンガウル州では世界で唯一日本語が公用語として定められています。ただし日常会話で日本語を使用する人はもういないようです。
3. 世界中で人気(勉強している人が多い)の言語
やはり人気No1は英語ですね。日本語も健闘していますよ。
4. 使用されている言語が多い国
パプア・ニューギニアで使用されている言語数は839……こうなると国内を旅行するのも大変そうです。
このインフォグラフィックは Alberto Lucas Lopez 氏の作品です。
ちなみにこちらの世界地図は地図上の国を動かして他の国と比較できます。面積はそれほどでもありませんが日本の長さは世界有数のようです。
実際に動かして国の大きさを比較出来る世界地図「The True Size Of …」
ソース:Mother tongues – www.lucasinfografia.com
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