数年に2日間しか咲かない世界最大の花「ショクダイオオコンニャク」の開花ライブ映像をニューヨーク植物園が公開中
高さ3mを越える世界最大の花を咲かせるショクダイオオコンニャク。しかし数年に一度しか花を咲かせず、しかも開花しているのはわずか2日間のみ。そんなとても貴重なショクダイオオコンニャクの花が咲いている瞬間のライブ中継映像です。
ショクダイオオコンニャク(燭台大蒟蒻、スマトラオオコンニャク)は、インドネシア・スマトラ島の熱帯雨林に自生する世界最大の花を咲かせるコンニャク属の植物。直径が1m花の高さは3mを超え、さらに球根は100kg以上にまで成長するというどうにも規格外の大きさです。
ライブビュー映像はこちらから
Corpse Flower Cam at NYBG – YouTube
この映像はニューヨーク植物園(New York Botanical Garden、NYBG)がYoutubeで配信しているライブビュー映像です。10年間待ってやっと開花したとのこと。ライブ中継で世界に発信したいその気持ちよくわかります。
Our corpse flower is in full bloom! You’re welcome to come pay it a visit until 8 p.m. tonight. pic.twitter.com/1j24IgPjfh
— NY Botanical Garden (@NYBG) 2016年7月29日
またショクダイオオコンニャクは、もう一つの世界最大の花とされる「ラフレシア」同様に強烈な死臭をさせることでも知られており、その強烈な腐臭で昆虫を集めて花粉を媒介させています。ちなみにその独特の香りから英語では corpse flower(死体の花)と呼ばれています……ちょっと嗅いで見たかも。
植物は信じられない進化をしてしまうようで、別の何かにしか見えない不思議な形状をした植物たちも存在しています。しかしダース・ベーダー似って……
神秘の進化を遂げて別の何かに見えてしまう不思議な形状の植物17選
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