海水もろとも空間を飲み込むクジラの捕食映像
ニタリクジラが海面近くを漂うプランクトンを捕食している瞬間をドローンで詳細に撮影した映像です。膨大な量を飲み込み喉部分が膨れ上がった姿はまるで巨大なオタマジャクシにも見えてしまいます。
動画はこちらから。
Rare whale footage shot by drone thanks to AUT scientists – YouTube
一度、海上に出て空気を吸い横向きになってれガバッと巨大な口を開けてプランクトンを根こそぎ捕食するニタリクジラ。
1. まずは一呼吸
2. 海中に潜り90度体を傾けて口を全開に
3. 全てを飲み込んだらミッション完了です
また、ほのぼのとした家族団欒も撮影されていました。
4. 親子で並んで食事をしているニタリクジラ
この映像は、ニュージランド・オークランド工科大学(AUT : Auckland University of Technology )の研究チームがニュージーランド近海で撮影したもの。撮影には学生がカスタムしたドローンが使用されています。
「クジラという生物に畏怖の念を抱きました。今までにこのような映像は見たことがありません。船からの調査でここまで詳細に観察出来ることはない」と、この調査に参加している研究者 Barbara とBollard Breen 博士は話します。
またニタリクジラは、口を開けて高速で泳ぎエサを濾し取る「突進採餌(lunging)」や空気の網で小魚を集める「バブルネット(bubble nets)」など様々な方法でエサを捕食することが知られています。
クジラのお食事中、もし近くに人がいたら……こうなります。小魚が海面で暴れだした直後、海中からあらわれる巨大なクジラの口。まさに危機一髪の瞬間です。
ダイバー危機一髪、飲み込まれそうなくらい近くで魚を捕食する2頭のクジラに直面した動画
関連記事
もうちょっとでクジラに飲み込まれるところだったサーファーの動画 - DNA
夢のワンシーン、カヤックをこいでいたら隣をクジラが泳いでいた、という動画 - DNA
[閲覧注意]アフリカで行なわれている、命知らずな捕鯨の様子 - DNA
大海原での出会い、マグロ釣りをしているとイルカの大群がよってきた - DNA
巨大な球状のサバの群れを捕食しているイルカやサメ、海鳥の海中写真15枚 - DNA
弱肉強食そのもの、野生動物が獲物を捉えた瞬間の写真15枚 - DNA