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「飼猫が夜中に家の外に出てどこに行っているのか」を視覚化したGPS地図が興味深い


人が寝静まった夜中、暗闇が得意な猫たちはどこで何をしているのでしょうか。実際にGPSロガーを取り付けて猫を追跡した結果、ただゴロゴロしているだけではなく意外と行動範囲は広かったようです。

オーストラリアの政府機関「Central Tablelands Local Land Services」が実際の猫の行動を調査するため、オーストラリアで飼われている猫たちにGPSを取り付けて夜中の行動をチェックした結果がこちらの地図。このプロジェクトは30匹の猫が調査対象だったのですが、GPSロガーの紛失や暴れてGPSロガーの取り付け拒否などで最終的に13匹で調査が行われています。

ある猫の飼い主は「そんなことしてもどうせゴロンと寝ているだけだ」と思っていたようで結果に驚きを隠せないようです。

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森深くまで冒険に行く猫、近所をグルグルまわる猫など、いろいろな行動パターンが記録されています。ある猫は、真夜中の学校に何度も訪れてており、エサを探したりネズミを追いかけていた模様。研究者たちも思っていたよりも行動範囲が広かったため、はじめはGPSの不具合ではないかと疑ってしまったようです。

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猫はオーストラリアでも非常に人気のペットなのですが、元々オーストラリア大陸には存在していない動物。そして非常に優秀なハンティング能力を持つ猫は、オーストラリア固有の自然環境を破壊してしまう恐れのある外来種と考えられています。特に問題とされているのは1800万匹を越える野生化した猫の存在(ちなみに飼猫は270万匹程度)。そのため非常に危険な野生化した猫を2020年までに200万匹駆除する計画がオーストラリア政府より発表されています。

猫とGPSとWiFiスキャナで脆弱性のある近所のWi−Fiルータを見つける手法がこちら。なかには一日中ベランダでダラダラと過ごしていた猫もいたとか……
ネコを使って近所の弱そうなWi-Fiルーターを調べさせるハック手法「WarKitteh」

ソース:GPS maps show the wild adventures your cat goes on night

Why Australia has to kill 2 million cats – The Washington Post

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