1984年当時Eメールを送るのは本当に大変だった……ということがよく分かる動画
スマートフォンからあっという間にメールを送れる今では想像もつかないかもしれませんが、約30年前の1984年、パソコンを使ってメッセージを送るのはめちゃくちゃ大変で、テレビ番組の1コーナーで特集されるくらい珍しいことだったのです。
最近では見なくなってしまった「モデム」。当時はデータを「音」で送っていたので、データを音にしたり逆に音をデータに戻したりするためにこういうものを使用していました。
インターネットなどというものはまだなく、いわゆる「パソコン通信」と呼ばれていたものを使用します。
ニュース・雑誌の記事などを読んだりすることもできました。
というわけでモデムを使ってやっとこさっとこ接続したら、今度はメッセージを書きます。@マークを使うメールアドレスではなく、英数字を組み合わせたIDを使います。
送ったメッセージは画面上でも読めますが、まだ紙で読みたいという人も多い時代でした。
動画はこちらから。
How to send an ‘E mail’ – Database – 1984 – YouTube
1984年といえば初代マッキントッシュが登場した年。それからわずか30年でここまで来た……と考えるとその進歩の速さに驚くべきなのかもしれません。今ではネコですら音声データ通信ができますからね。
見えない何者かとデータ通信をしている猫の動画 – DNA
関連記事
「500マイルを超えた宛先にメールが送れない」という謎の不具合を解決した話 - DNA
なぜ「どうみてもバレバレ」なスパムメールが有効なのか、マイクロソフトの研究者が明らかに - DNA
ネットに接続された「スマート家電」が乗っ取られスパムメールを送信していたことが発覚 - DNA
「もう別れましょう」というメールを手軽に量産できるiPhoneアプリ「BreakupText」 - DNA
「奥さんからのメールのせいで家に帰るのが怖い」という添付の動画が確かに怖い - DNA
自爆テロ犯、トリガーの携帯電話がスパムメールで誤動作して爆死 - DNA