科学と技術

ドリルで簡単に真っ直ぐな穴をあけることが出来るレーザードリルガイド「BullseyeBore」


電動ドリルでまっすぐな穴を開けるのは意外と難しいく直ぐにブレてしまいます。そこでレーザーで描かれた三重の円を使ってドリルを垂直状態に維持出来る装置が「BullseyeBore」。さらに穴の深さがどれくらいなのかもガイドするスグレモノです。

「BullseyeBore」は仕組み非常に簡単。レーザー表示される三つの円のうち内側と真ん中の2つは固定されており、一番外側の円のみがドリルの傾きに合わせて動く仕組みとなっています。

板とドリルが垂直となった正しい位置の場合は全ての円の中心が真ん中となります

ドリルが少し傾くと外側の円の中心が少しずれてしまいます

ドリルの傾きが大きくなった場合はこんな感じになります

ドリルを垂直に維持するデモ映像はこちらから。
VimeoBullseyeBore Alignment Demo

またドリルの深さもわかりやすく表示します。ドリルが下に進むにつれ一番外側の円が小さくなっていきます。例えば一番外側の円の直径を4インチに設定すると真ん中の円と同じ直径の3.5インチになれば0.5インチの深さの穴が出来ていることになります。

直径3.5インチの真ん中の円と直径4インチ外側の円に設定されています。

円の間隔が半分の0.25インチになっています。穴の深さも同じく0.25インチです。

円が重なると0.5インチの穴が出来ています。

ドリルの深さのデモ映像です。
VimeoBullseyeBore Depth Demo

「BullseyeBore」の形状はこんな感じ。単体だと何に使う道具なのかよくわからないですね。

ドリルをまっすぐに保つにはドリルガイドやドリルスタンドなどを使う方法もありますが、ハイテク感のあるレーザーを使ったガイドも魅力的です。一度は使ってみたい非常に興味深い製品なのですが、現在はまだ試作段階とのこと。今後の製品化が楽しみです。

ソース:BullseyeBore

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