アメリカで「鉄砲の名前」をつけられる子どもたちが増えているらしい
自分の子どもに対する愛情のあまり、なるべく目立って他とは違う名前をつけたいのが親心。日本だと珍しい漢字や当て字を使ったりしますが、アメリカでは最近銃器メーカーや部品などの「鉄砲ネーム」を使う人が増えているそうです。
アメリカの命名サイト「Nameberry」によれば、こうした「鉄砲ネーム」のトップは「Gunner(銃を持つ人)」とのこと。スカンジナビア系の名前として「Gunnar(勇敢な戦士)」というポピュラーなものがあるのですが、これに似た名前として選ばれるケースが増えているようです。
他にも「トリガー」「シューター」「マグナム」といった部品名や銃器関連用語、さらには「レミントン」「ブローニング」「ベレッタ」など銃器メーカーの名前をつける人も増えているとか。メーカー名のほとんどは創業者の苗字なので、ファーストネームにすると「山田鈴木」のように苗字が重なってしまうような気がするのですがどうなのでしょうか。
世界中どこでも、子どもの命名というのはその時の流行に引っ張られるもので、その年に活躍したスポーツ選手や俳優、映画の主人公の名前などが上位にくるものです。つまり銃関係の名前が上位にくるということは……意外なところでアメリカの暗い部分が見えてくるような気がします。
ソース:The Frightening New Wave of Baby Names – Baby Name Blog – Nameberry
Number of US babies being named after guns on the increase – Americas – World – The Independent
トップ画像:guns | Flickr – Photo Sharing!
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