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ひどい名前をつけられた少女たち285人「改名式」で新しい名前を得る


もしも自分の名前が反社会的だったりものすごく読みにくい名前だったらどう生きていけばいいのか……という関心は多くの人が持っているかと思います。インドでは経済的な負担にしかならない一部の女児にひどい名前をつけるという悪しき伝統があるそうですが、これに対し地元行政が「改名式」で立ち向かいました。


インドではいまだ男女差別が残っています。男児は将来家庭に収入をもたらしてくれる働き手となりますが、女児はそうもいかず、逆に結婚の際の持参金が大きな負担となります。このため出生前の超音波診断によって女児であることが判明すると、例え違法でも堕胎してしまうケースが後を絶ちません。生き残った女児も「ナクシャ(ヒンドゥ語で『いらない子』の意)」や「ダガディ(ドンディとも。石ころの意)」という屈辱的な名前が付けられます。

この傾向は年々拡大しています。インドの2001年の人口統計では6歳以下の男児1000人に対し女児927人だったのに対し、2011年には男児1000人に対し女児914人。特に所得の低い地域では顕著で、最も低所得のサタラでは男子1000人に対し女子は880人になるとのことです。

今回の「改名式」はこうしたネガティブな風潮を食い止めるべく、地元行政とNPOの共同で行われたもの。式には1歳から20歳まで285人の女性が参加しました。名前は自分で選ぶことができ、人気があるのは1994年のミス・ワールドを獲得したモデルからとった「アイシュワリヤ」。他にも学校の友達と相談して名前を決めた人もいるようです。

インドでは愛情のなさが問題になっていますが、日本では親の多すぎる愛情による「キラキラネーム(DQNネームとも)」がよくも悪くも話題となっています。「名は体を現す」という言葉があるとおり、名前はその人に一生ついてまわる重要なもの。その名を背負う子どもの将来のことを第一に、よくよく考えて決めたいものです。

ソース:BBC News – ‘Unwanted’ Indian girls get new start in name ceremony

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