NASAの最新ロケットエンジン「RS-25」の組立工程を2分に凝縮したタイムラプス動画
日本の工場とは違い私服の人たちが組み立てているのを見ていると少し不安な気持ちになってしまいますが、ここNASAの研究所に集まっているのは世界最高峰の技術チーム。技術者たちによって複雑なエンジンが瞬く間に組立られ完成していく姿は心地良くも感じます。
この映像は、米ミシシッピ州にあるNASA最大のロケットエンジン試験施設「ジョン・C・ステニス宇宙センター」で、米ロケットエンジンメーカ「エアロジェット・ロケットダイン(Aerojet Rocketdyne)社」のエンジニアチームがロケットエンジン「RS-25」を組立ている工程を撮影したものです。
「RS-25」は、NASAの最新ロケット「スペース・ローンチ・システム(SLS)」で使用される予定のロケットエンジン。スペース・ローンチ・システム(SLS)は、小惑星や火星など深く宇宙を調査するスペースシャトルの後継のプロジェクトです。
ロケットエンジンの巨大ノズルを作業台へ移動させます
次にパワーヘッド部分を設置
そして高圧酸化剤ポンプ(HPOTP)の設置
組立が完了した「RS-25エンジン」
動画はこちらから。
Assembling an RS-25 Engine — In Just Two Minutes – YouTube
こちらは大迫力の「RS-25」のエンジンテスト映像です。
SLS RS-25 Testing Heats Up – YouTube
またNASAでは映画のワンシーンのような非常に美しい宇宙の写真も公開しています。
NASAが映画「ゼロ・グラビティ」をなぞって宇宙で撮影した写真を集めたシリーズ「Gravity」を大公開
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