折れる様子が生々しい南半球で最も高い建築物「オメガ塔」の爆破解体動画
オーストラリア・ビクトリア州の小さな村ウッドサイドにそびえ立つ南半球で最も高い建築物「VLF Transmitter Woodside」を爆破破壊している映像です。432mの長大な建造物が一瞬で折れて砕けている姿はまさに圧巻の一言。
2015年4月22日に撮影された映像です。
The Demolition of the Tallest Structure in the Southern Hemisphere
「VLF Transmitter Woodside」は、世界8ヶ所(ノルウェー、リベリア(アフリカ)、ハワイ州、ノースダコタ州、フランス、アルゼンチン(南米)、オーストラリア、日本)に設置されていた「オメガ塔」の一つ。この8つのオメガ塔は船舶や航空機が現在地などを知ることが出来きた電波航法システム「オメガ航法(オメガシステム)」で使用されていたのですが、人工衛生を使ったGPSが主流となったため1997年に役目を終えています。
写真で見るとまた違った迫力があります。
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ちなみに日本のオメガ塔はかつて対馬に存在しており「対馬オメガ局(正式名称は対馬オメガ局送信用鉄塔)」と呼ばれていました。1975年に完成した対馬のオメガ塔は高さ454mであり日本一だけではななく東洋一の高さを誇り塔でしが、1998年に閉局、翌年の1999年には解体されています。ちなみにスカイツリーが登場するまでは日本の建築物史上最高の高さを誇ったのはこの対馬オメガ局です。
こちらは600mの電波塔のてっぺんにある電球を交換している映像です。高い塔を登るのには体力だけではなく、心の問題も多分にありそうです。
はしごを600m登った先にある超高層テレビ塔の頂上に設置された電球の交換作業動画
ソース:The Demolition of the Tallest Structure in the Southern Hemisphere
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