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ピアノの弾くべき鍵盤がひと目で分かる練習用プロジェクションマッピングシステムの動画


楽器の初学者にとって楽譜を素早く読むのはものすごく大変なこと。中にはそれで諦めてしまう人も多いでしょうが、ドイツのウルム大学で開発されたこちらのシステムがあれば、弾くべきキーをすぐに教えてくれます。

鍵盤の前に置かれたスクリーンをディスプレイとして、様々な情報やインターフェイスを表示するというのが基本的なスタイル。これは設定画面で、練習モードや練習したい譜面の範囲、テンポなどをキーで設定できるようです。

あとは光ったところを指で弾けば演奏できるという仕組み。同じようなものは既に存在しますが、こちらのシステムは曲の先の方までキー位置が表示されるので、より見通しよく演奏可能です。動画はこちらから。
Piano projections help you play a tune – YouTube

いわゆる「音ゲー」を練習に使うとこうなる、という仕組みですが効果のほどはどうでしょうか。どのような弾き方をしても鍵盤が下がっていればOK、という仕組みなので打鍵のためのフォーム作りには別のコーチが必要になるでしょう。そもそも音楽は、まったく同じように演奏する人は2人もいらない世界。もうひと味、違うアプローチが必要になりそうな気がします。

ソース:Real Rock Band: Play piano like a pro with light keys – tech – 02 October 2013 – New Scientist

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