アートとデザイン

東北地方に江戸時代から伝わる「伝統こけし」の製作工程を記録した映像


約300年もの昔から東北地方・山間地の温泉地で湯治客へのおみやげとして売られている木製人形「こけし」。はるか昔より伝統を受け継いだ職人さんが手作業でこけしを製作している姿はついつい時間を忘れさせます。

現在のこけしは大きく11系統に分かれており、それぞれの系統の特徴があります。今回紹介するのは仙台市の伝統工芸プロジェクトサイト「手とてとテ」で紹介されていた鳴子系こけしと遠刈田系こけし。木彫り師と呼ばれる職人たちの手によってどのようにして作られていくのかが余すこと無く記録されています。

● 鳴子系こけし
首を回すことが出来るこけし。首をひねると「キュッキュッ」と音がなります。首部分の仕組を製作している工程撮影されています。

こけしの岡仁 木彫り師:岡崎靖男
鳴子系こけし/こけしの岡仁 on Vimeo

● 遠刈田系こけし
大きめの頭に「てがら模様」が特徴のこけし。

仙台木地製作所 木彫り師:佐藤康広
遠刈田系こけし/仙台木地製作所 on Vimeo

ソース:手とてとテ -仙台・宮城のてしごとたち-

東北の伝統的工芸品ホームページ 宮城県 宮城伝統こけし

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