無人機からのミサイルが疾走する乗用車をブチ抜くスローモーション動画
テロ行為が時と場所を選ばなくなっている一方、その予防行為・報復行為もまた時と場所を選びません。こちらはMQ-9遠隔操作航空機に搭載されたブリムストーン・ミサイルのテスト動画。時速100km以上で走行したり蛇行したりするSUVに正確に命中、爆破させています。
動画はこちらから。
Dual Mode Brimstone: MQ-9 Reaper Test Shots – YouTube
MBDA社のブリムストーン・ミサイルは2005年からイギリス空軍に配備が開始されている空対地ミサイル。ミリ波レーダーで自分自身を誘導するモード、レーザーで外部から誘導するモードのどちらでも使えます。
遠隔操作の無人機はいちいち基地から飛んでくるのではなく、常に空中に浮かべておくような使い方をします。普段から容疑者をつけまわしておいて、ゴーサインが出たと同時に相手を爆破するような運用になるわけですが……ここまで正確なのは実に恐ろしいものですね。
関連記事
アメリカ国防総省DARPA、ターゲットに向かって進路を自動変更する50口径弾の開発・試写に成功 - DNA
約30km向こうから誤差平均1.18mで砲撃できるすごい弾頭、M982「エクスカリバー」の試験動画 - DNA
マッハ5の弾丸で厚さ3cmの鉄板を打ち抜き、その後7kmも飛ばしてしまうスーパー・レールガンの動画 - DNA
恐怖の兵器、兵士の糞便を発射する「特殊砲弾」がロシアで発明される - DNA
かなり納豆ミサイルな動きを見せる手作り「赤外線誘導ペットボトルロケット」の動画 - DNA
対艦ミサイルが軍艦に当たるとこういう光景が繰り広げられる - DNA