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[閲覧注意]ひたすら一般市民を虐殺し続ける斜め見下ろし型シューティングゲーム「Hatred」


ゲームには内容によって視聴可能年齢に制限をつける「レーティング」制度がありますが、どう考えてもアウトなのがこちらの「Hatred」。逃げ惑う無力な市民を背中から撃ち続けるというすさまじい内容となっています。


「Hatred(憎悪、怨嗟)」はポーランドのDestructive Creationsが2015年第2四半期にリリース予定の見下ろし型シューティングゲーム。

主人公はこの世界とそれにたかる虫けらたる人類を徹底的に憎み抜いているというこの男。殺し、殺されるために虐殺の聖戦を始めると宣言します。

ニューヨーク郊外を舞台とする7つのマップを好きなようにうろつき、世界に破壊と混沌をもたらすのがゲームの目的。動画中のニューヨーク市警のロゴには修正がかけられています。

特定の殺し方をすると「処刑カットシーン」が入る模様ですね。

動画はこちらから。
Hatred Gameplay Reveal Trailer (new version) – YouTube

制作元曰く「決して真似しないように、そして真面目にとらえないように。これはただのゲームだ」とのこと。最近のゲームの「お行儀がよく、明るく、政治的に正しく、高尚な芸術作品になろうとしている」というトレンドに対し、あくまでも娯楽的で「ただ人を殺すだけ」と言えるゲームを作るのが目的だったそう。

主人公の憎悪の理由はゲーム中で語られないので「プレイヤーは、何が人を大量虐殺に駆り立てるのかを自分で考えてみて欲しい」ということです。

表現としては2009年の「コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2」でも似たようなステージがありました。

黒幕の組織に潜入したエージェントとして、組織がロシアの空港で行う大量虐殺に加担するという設定のステージで、当時すさまじい反響を呼びました。
Call of Duty Modern Warfare 2 – No Russian – Airport Mission Uncut – Veteran – High Quality – YouTube

「ただ理由なく人を殺す」というゲームから一体何を考えることができるのか、遊び手の度量が試されるゲームといえるのではないでしょうか。

ソース:Destructive Creations

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