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親子3代に渡って100年以上も人形を治し続けているオーストラリア・シドニーの人形病院「Doll Hospital」


オーストラリア・シドニーには100年以上も人形を治し続けている人形専門の病院があります。ここでは日々、治療を必要とする人形たちが熟練の「人形の外科医」によって元気な姿に戻り、家で待つ子どもたちの元へ帰って行きます。

シドニーにある「Doll Hospital」は、1913年にチャップマン家が創業し3代続く老舗の人形病院。現在まで数万体に及ぶ人形を修理してきた実績があります。プラスチック製や木製人形、布製のぬいぐるみなど様々な種類の人形が持ち込まれ各パーツ毎に修理が行われています。

1. 修理に使用される人形の腕が山積みとなっています

2. 人形病院に持ち込んだ壊れた人形を見つめる少女

3. 人形の頭部を担当する「頭部外科医」のジェフ・チャップマン氏

4. 目を修理する必要があるプラスチック製人形は眼球を取り出すために、熱いお湯に浸して柔らかくする必要があります。作業をしているのは勤続25年の大ベテラン、ケリー・ スチュアート氏

5. 作業台で人形の修理をするスチュアート氏

6. 手部分を本体に取付る作業中の勤続14年のベテラン社員 ゲイル・グレインジャー氏

7. スチュアート氏によって頭部の修復が完了した人形

8. ひび割れた頭部をコンパウンドで修復しているスチュアート氏

9. ストックの中から人形にピッタリの目を選ぶスチュアート氏

10. 取り替える足を探しているタマラ・オッテセン氏

11. 2つに分かれてしまったテディベア

12. 木片や樹脂、接着剤などから作られるコンポジション・ドールの頭部を調べるグレインジャー氏(写真:左)とスチュアート氏(写真:右)

13. 経年劣化したコンポジション・ドールの表面を修復するため塗装をはがす作業をしているグレインジャー氏

14. 塗装が完了したコンポジション・ドールの腕や足などのパーツは吊り下げられて乾燥させます

15. 壁際にあった廃棄予定の人形

16. ゴミ箱の中には役目を終えた人形のパーツがあります

こちらは人形病院を撮影した映像です。
The Doll Hospital on Vimeo

ソース:Sydney’s doll hospital: 3 generations of doll repair | Photos | The Big Picture | Boston.com

Mending dolls, teddies and hearts | The Wider Image | Reuters

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