冷戦の終わりまで使われていた旧ソ連の廃墟化した核実験場の写真シリーズ「Dust」
核や宇宙開発の拠点としてその場所を秘密にされ、冷戦の終わりとともに廃墟となった街が旧ソ連にはたくさんあります。「Dust」はそのような「忘れられた都市」を集めた写真集です。
この写真シリーズ「Dust」は、イギリス・ロンドンの写真家であるNadav Kander氏が撮影されたもの。約3年の年月をかけ現在のロシアとカザフスタンの国境付近に存在していた2つの閉鎖都市(プリオゼルスク、クルチャトフ)を調査し破滅の美学に興味を引かれたことがキッカケとなっています。
プリオゼルスクは、長距離ミサイルの実験場として使用されており最も厳重に管理されていた都市の一つでした。クルチャトフは、「ミパラチンスク-16」とも呼ばれ、隣接した核実験場「セミパラチンスク核実験場」で、1989年までに述べ数百にも及ぶ核爆弾の実験が行われていた事が知られています。
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ソース:Nadav Kander
Juxtapoz Magazine – The Soviet Union’s Abandoned Nuclear Test Cities
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