ネットで現在進行中のサイバー攻撃をリアルタイムに可視化する世界地図
インターネットの世界では、今この瞬間にもおびただしい量の「攻撃」が行われていますが、その嵐のような攻撃の様子をリアルタイムに可視化した世界地図です。基本、アメリカvs中国の構図が浮き彫りになっています。
この世界地図は、米セキュリティ会社「Norse」社が、40カ国以上、数百ヶ所のダークネットから発信されているサーバー攻撃を収集・分析したデータを毎秒ごとに可視化したもの。
地図上には4種類のデータを確認することが出来ます。
1. 左上:サイバー攻撃元の国
2. 右上:サイバー攻撃先の国。アメリカと中国が世界中から喧嘩を売り買いしているのがよく分かる数字となっています。
3. 左下:サーバー攻撃の詳細一覧
4. 右下:攻撃タイプ。サービスとポート別に表記されています。
ミサイルが飛び交っているかのようなビジュアルは映画「ウォー・ゲーム」や全面核戦争シム「DEFCON」的な雰囲気がありますね。DEFCONはこんなゲームでした。
DEFCON 6-CPU Player Simulation [HD] – YouTube
その他、現在起きている事象をインターネットを通じリアルタイムに表示するWebサービスは数多く存在しており、NASAが公開している「ISSから撮影した地球の高画質リアルタイム映像」や「Twitterのリアルタイム表示」、「Wikipedia更新の可視化」など見ているだけでワクワクしてしまいます。
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