アートとデザイン

「エヴァンゲリオン」制作スタッフの募集課題を「中の人」がやってみた結果がすごい


日本のアニメ技術の最先鋒にいるスタジオカラーが「エヴァンゲリオン」次回作を含む制作スタッフを現在募集しているのですが、そのうち3Dアニメーターの募集に課されているテストをスタジオカラーのスタッフがやってみたという結果が「さすが」のデキとなっています。


課題はこんな感じ。BOX Aによじ登り、Bに飛び移るというストーリーを10秒・10カット以内で表現するというもの。

これでアニメーターの何が分かるんだろう……と最初はちょっと心配になるくらいシンプルな課題でしたが、スタジオカラーのアニメーター、つまり「中の人」に「よるサンプル作例を見れば「なるほど」と納得できる課題です。

まずは仲眞良一さんの作例。ロングでひょこひょこと出てくる箱人間が……

突如迫力のダッシュ

そしてコミカルなオチを見せてくれます。

岩里昌則さんの作例では、低い位置のカメラの脇を走り抜けていった後……

タメのある動きで迫力を出しています。広角のレンズの表現がかっこいい。

追いかけられる箱人間のアクションが見られる松井祐亮さんの作例

スローモーションで「果たして逃げ切れるのか……!?」という緊張感の演出

さすがに現代日本最高峰のアニメーションスタジオの人々だけに、たった10秒の間にそれぞれのイマジネーションを詰め込んだ作りになっています。
スタジオカラー 3Dアニメーター募集告知ムービー – YouTube

先の3人が参加している作品がこちら。
超亜空間防壁チーズ・ナポリタン【GMO×スタジオカラーのフル3DCGショートアニメ!】 – YouTube

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