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青年が軍の払い下げ装甲車を「衝動買い」したのは「母の一言」が決め手だった


何に対して魅力を感じるかは人それぞれ。こちらのスウェーデンの青年はジャンクヤードで見かけた装甲車に一目ぼれしてしまったのですが、モノがモノだけに今ひとつ決心がつかず、最後は「母の一言」で購入を決めたそうです。


スウェーデンのジミー・ヨハンソンはエンジンがついているものなら何でも好きな23歳の男性。その運命の日も「メルセデスのエンジンがある」と聞いてジャンクヤードにやってきました。

エンジン自体は程度もそれほどよくなかったようで青年のお眼鏡にかなうものではなかったようですが、その時ふと隅に置いてあったPBV-401装甲車(MT-LB装甲車のスウェーデン版)が目に入ったのです。

巨大で珍しい出物にジミーさんは釘付け。程度もよく、なにより水陸両用で水上走行も可能です。ジャンクヤードのオーナーも「これ買えばきっとスウェーデン最年少の装甲車オーナーになれるんじゃないかな……」とくすぐってきます。

しかし7万6千クロノー(約120万円)出して12トンの中古車を買って帰る……というのはさすがのジミーさんもなかなか決心がつきません。ジミーさんは携帯電話を取り出し母に相談することにしました。

「買うかどうか決められずに母に電話したんです。そして『装甲車を買いたいんだけど』って言ったら笑って『とりあえず買ってきなさいよ』って。公道は走れないからトラックに載せて帰ったんですけどさすがに注目されましたね」

何がどうなるか分からないものを「買っておいで」とは、やっぱりどこの国でも母親というものは強い存在なのですね。なおこの装甲車でまず最初にやりたいのは「おじいちゃんをドライブに連れて行く」ことだそう。お母さんも連れていってあげるのだとは思いますがどちらにせよいろいろな意味で思い出に残るドライブになりそうな気がします。

ソース:Swedish man buys army tank ‘on impulse’ – The Local

Han köpte egen pansarbandvagn – Borlänge – dt.se

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