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「ウルトラセブン」に登場した正義の自動車「ポインター号」を自作した人のドキュメンタリ映像


有名な物語の登場人物は、単なるキャラクターを超えてその時代の空気を表す象徴的な存在となります。円谷プロダクションが制作した「ウルトラマン」シリーズもそんなキャラクター達が活躍する作品。そのうちの「ウルトラセブン」に登場した「ポインター号」を自作してしまった人のドキュメンタリーです。


地球防衛軍ウルトラ警備隊の特殊車両「ポインター号」ことTDF PO-1のベースとなったのは1958年式クライスラー・インペリアルクラウン。「ウルトラセブン」が放映されたのは1967年ですから当時すでに10年落ちの中古車で調子が悪いことも多く、撮影の際はスタッフが押して動かすこともあったそうです。

城井康史さんが制作した「ポインター号」は劇中のフォルムに忠実だけでなくナンバーを取得して実走する「完動品」。古い車両のパーツを揃えながらのレストアには長い時間と多大な費用がかかっており、まさに城井さんのライフワークという出来に仕上がりました。

動画はこちらから。
1958 Chrysler Imperial – ULTRA 7 POINTER – YouTube

手作りできるもの、というのは手で修理ができるということです。最近はブラックボックスの電子機器だらけで一度壊れたら捨てるしかありませんが、こうして長い間使っていけるものはなくなってほしくないですね。

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