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ギャングに撃たれたバス運転手が胸に入れていた聖書によって一命をとりとめボールペンで反撃


以前、DNAでポケットに入れていたiPhoneで一命を取り留めた兵士についてご紹介しましたが、再び奇跡としか思えないような事件が発生。胸の聖書に弾が当たったため、持っていたボールペンで反撃に出ることができたバスの運転手さんが現れました。


事件があったのはアメリカ・オハイオ州トロットウッド。市バスの運転手の49歳男性リッキー・ワゴナーさんは、車両の不具合をなおすためにバスを止めて作業していたところ、2人組の男が現れ、うち一人がワゴナーさんの胸に向かって銃を2発撃ちこみました。

しかしワゴナーさんは偶然胸に聖書を入れていたため「ハンマーで殴られたような衝撃」を感じたものの即死には至りませんでした。そのまま銃を持った男ともみあいになり、さらに1発がワゴナーさんの右足に命中。そしてもう一人の男がナイフでワゴナーさんの腕を刺しました。

しかしワゴナーさんは持っていたアルミニウムのボールペンで一人の男を刺すことに成功。撃たれてナイフで刺された人間が反撃してくるとは思わなかったギャングは逃走しますが、ワゴナーさんはさらに彼らが落とした銃で2人組を撃ったということです。

聴取によればワゴナーさんは男達が「クラブに入るには白熊を殺さなければならない」と言っているのを聞いたとのこと。「白熊」は「白人」を表す黒人ギャング達のスラングだそうで、おそらく「入会試験」ではなかったかと見られています。

駆けつけた警官は「どう考えても神による介入、いわゆる奇跡があったとしか思えない。こんなことがあって生きているなんて……」とコメントを残しています。

元グルカ兵や特殊部隊ならこうしたエピソードには事欠かないのですが、ワゴナーさんは一般人。アメリカの層の厚さにはただ驚くばかりですね。

ソース:Dayton RTA driver saved by religious text | Dayton, OH News | www.daytondailynews.com

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