世界のびっくりニュース

何もかもがアメリカン過ぎるファーストフード店の90年代のアニメーション広告


日本のアニメとはまた違った進化の道をたどったアメリカン・アニメ。いわゆる「アメコミ」の濃い雰囲気をそのまま動かしてやろう!という迫力が伝わってくる、大変アメリカンでマッチョな90年代のコマーシャルです。


「腹減ったわねチクショウ……」

彼女の燃料はもう尽きようとしていたのだ。

「仕方ないわね……ぶっとばすわよ!」

「やつが……くる!」

「野郎ども!準備しな!」

「「おうよ!!」」

焼けたハンバーグが……

飛ぶ!

キャッチ!

一方その頃ヒロインは空腹に我を忘れ……

トカゲをハネていた

準備の進むハンバーガー

アメ車は飛ぶ

その先には「チェッカーズ」があるのであった……!

という感じアグレッシブかつパンパンになるまで詰め込んだアメリカン・アニメーション映像が展開するすごいCMでした。
Checkers commercial 1 – Drive-Thru – YouTube

これは韓国人アニメーター、ピーター・チョンの90年代の作品。70年代末にアメリカに移住し、金田伊功森本晃司といった日本のアニメーターの影響を受けながらアニメ制作を習得していきました。日本でも劇場アニメーション「トランスフォーマー」などの作品で知られています。

こちらの作品もピーター・チョンの作品です。いずれも実にアメリカンです。
Rally’s Commercial 1 – YouTube

Peter Chung Animated Creations (6) – YouTube

ソース:The Creator Of Aeon Flux Made The Most Badass Fast Food Commercials

関連記事

アカデミー賞を狙うディズニーのショートアニメーションフィルム「Paperman」 - DNA

憎悪の果て、永遠の空中戦を描く3Dアニメーション「PATHS OF HATE」 - DNA

巨大すぎる社会の中で盲目的に働く人間を表現するホラーなクレイアニメーション「Operator」 - DNA

スター・ウォーズの多脚戦車「AT-AT」は特撮担当者の魂を削ってアニメーションしていた - DNA

1963年にベル研究所で作られた世界最初期のCGアニメーションの動画 - DNA

「ブレードランナー」を1万2千597枚の水彩画でアニメーションにした「Blade Runner – The Aquarelle Edition」 - DNA

この記事をブックマーク/共有する


前後の記事

DNAをこれからもよろしくお願いします!

Facebook上のコメント一覧