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血沸き肉踊る、一生に一度は絶対に生体験してみたい「世界の祭り」22選


国や街全体が祭りに染まる儀式から参加者全員で盛り上がるロック・フェスまで、一生に一度は生で体験してみたい「世界の祭り」です。祭りと聞いただけで血湧き肉踊る感覚に襲われてしまう祭り好きにも、その国や地域の文化や伝統をゆっくりと楽しみたい人も、とにかく「祭りだーーー!」となってしまいます。

1. ハルビン氷祭り(中国・ハルビン)

開催期間:1月5日〜2月末
開催場所:中国・黒竜江省ハルビン市

世界3大氷祭りの一つとして数えられ、会場の中心には氷のブロックで作られた40mほどの塔がつくられる大規模な雪まつり。しかし、2010年には日本のアニメキャラやディズニーキャラなどのいわゆる「偽キャラクター」がパレードに登場した。

2. ホーリー祭(ヒンドゥー教)

開催期間:インド暦第11月の満月の日(太陽暦の3月頃)
開催場所:インド、ネパール、スリランカなどのヒンドゥー教の地域

色粉や色水を掛け合うヒンドゥー教の春祭り。悪鬼ビシャーチャを追い払うために泥や汚物を投げつけたことが始まりとされ、黄色は尿、赤は血、緑は田畑を象徴していると言われています。お店や企業、バス・トラックの運転手も祭り参加するため街は祭り一色となり、友人はもとより見知らぬ人にも色粉を塗りつけたり、色水をかけたりすることが行われる。

3. カスカモラス(スペイン・グアディクスとバサ)

開催期間:9月6日
開催場所:スペイン・グラナダ県グアディクス(Guadix)とバサ(Baza)

「カスカモラス(Cascamorras)」は。アンダルシア地方のグラナダに500年前から伝わる伝統の祭り。カスカモラスという人物に扮したグアディクスの人々が、3km離れたとなり町バザにある「守護聖母の像」を奪いに行き、バザの人々も全身を真っ黒にして待ち受け色水や卵で撃退するということを行っています。

4. ヴェネツィア・カーニバル(イタリア・ヴェネツィア)

開催期間:2月末から3月初め
開催場所:イタリア・ヴェネツィア

1162年頃に始まり、18世紀くらいから衰退し1979年に再開されたヴェネツィアのカーニバル。現在ではカーニバルの開催期間に300万人もの観光客がヴェネツィアに来訪しています。また、最終週に行われる仮面コンテストが行われ、世界的なファッションデザイナーが審査を行い「a Maschera più bella(最も美しい仮面)」が決まる。

5. ウップ・ヘリー・アー(イギリス)

開催期間:1月頃
開催場所:イギリス・シェトランド諸島ラーウィック

「ウップ・ヘリー・アー(Up Helly Aa)」は、100年以上の歴史があるスカンジナビア系バイキングのかつての威光を祝うヨーロッパ最大とも言われる火祭り。バイキングの姿をした人々が松明を持って街を練り歩いた後、バイキングが使用してた帆船「ロングシップ」に松明を一斉に投げ込み火を放つ。

6. トゥモローランド(ベルギー)

開催期間:6月から7月
開催場所:ベルギー・ボーム

トゥモローランド(Tomorrowland)は、世界最大のエレクトリック・ダンス・ミュージック(RMD)のフェスティバル。2005年から始まった比較的新しいフェスだが、急速に成長し2013年には3日間で延べ18万5000人が参加する巨大フェスになっている。

こちらは「Tomorrowland 2013」のオフィシャル・アフタームビー。33分の映像なので時間がある時にゆっくりと楽しんでください。
▶ Tomorrowland 2013 | official aftermovie – YouTube

7. ニューオリンズのマルディグラ(アメリカ)

開催期間:2月から3月
開催場所:アメリカ・ルイジアナ州ニューオーリンズ

マルディグラ(Mardi gras)は、フランス語で「肥沃な火曜日」を意味する謝肉祭の最終日のこと。リオのカーニバルのようにフロート車(山車)のパレードがある世界有数の謝肉祭(カーニバル)の一つ。フロート車からは紫・金・緑のマディグラ・カラーのビーズが観客に投げ込まれる。女性が胸を顕にしてそのビーズをより多く得ようと競い合う風習が1960年頃から始まり、その女性たちがさらに観光客を呼ぶ「大人のマディグラ」なる現象がある。

8. オクトーバーフェスト(ドイツ)

開催期間:9月中旬から10月上旬
開催場所:ドイツ・バイエルン州ミュンヘン

オクトーバーフェストは、バイエルン州の新しいビールの醸造シーズンの幕開けを祝う祭りを起源とし、600万人の人が訪れる世界最大のビール祭り。東京ドーム6個分の広大な会場のテレージエンヴィーゼには、観覧車、お化け屋敷などの遊園地アトラクションも設置されるが、祭りの中心はビール・食べ物の仮設レストラン「ビアツェルト(Bierzelt)」である。600万杯を超えるビール、100頭以上の牛の丸焼き、20万本以上のソーセージなどが約2週間の開催期間中に消費される。

9. トマティーナ(スペイン)

開催期間:8月最後の水曜日
開催場所:スペイン・バレンシア州ブニョール

日本では「トマト祭り」としてしられる完熟トマトをぶつけあうスペインの祭り「トマティーナ」。八百屋前での喧嘩でトマトを投げ合った、戦争後に真っ赤になっても死なないというメッセージなど起源については諸説あり、1940年中頃に始まった。年々過激化し1951年と1957年に2度祭りの中止が市より言い渡されたが、住民たちの猛抗議により再開しています。また、トマティーナ開催時期には1万人程度のブニョール市の人口を遥かにこえる4万人(2008年度)の参加者が世界中から集まってきます。

10. アルバカーキ・インターナショナル・バルーン・フィエスタ(アメリカ)

開催期間:10月中旬
開催場所:アメリカ・ニューメキシコ州アルバカーキ

アルバカーキ・インターナショナル・バルーン・フィエスタは、世界最大規模で開催される熱気球の祭典。750機以上の熱気球が空に舞う姿はまさに圧巻の景色。

こちらは「アルバカーキ・インターナショナル・バルーン・フィエスタ」の一日を捉えたタイムラプス映像です。
▶ Timelapse: Albuquerque Balloon Fiesta – YouTube

11. リオのカーニバル(ブラジル)

開催期間:2月から3月
開催場所:ブラジル・リオデジャネイロ

ブラジル・リオデジャネイロで開催される謝肉祭(カーニバル)。「リオのカーニバル」のパレードは、それぞれのチームでテーマがありフロート車(山車)やサンバを踊る人々がサンバ学校ごとに参加して競い合う。パレードとダンスパーティーが融合されたリオのカーニバルは「地上最大のショー」とも言われ、世界で一番有名なパーティーとも称されている。

参照:地球上最大のパーティー、リオ・デ・ジャネイロのカーニバルのチルトシフト動画「The City of Samba」

12. チーズ転がし祭り(イギリス・イングランド)

開催期間:5月末頃
開催場所:イングランド・コッツウォルズのグロスターにあるクーパーズヒル

チーズ転がし祭り(The Cooper’s Hill Cheese-Rolling and Wake)は、クーパーズヒルで偶然に起こった事が由来となって、何時頃から始まったのか正確な資料は無いが少なくとも200年以上の歴史を誇っている。丘の上から丸型をしたダブルグロスターチーズを転がし、競技者が追いかけ一番最初にゴールラインを越えたものが優勝となる。競技者たちの真の目的は転がるチーズを捕まえることだが、チーズの速度は122km/hにも達するため実際に捕まえることは不可能に近い。

13. コーチェラ・フェスティバル(アメリカ)

開催期間:4月中旬
開催場所:アメリカ・カリフォルニア州インディオのコロラド砂漠

正式名称はコーチェラ・ヴァレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル(Coachella Valley Music and Arts Festival)。コロラド砂漠のコーチェラ・ヴァレーで開催されるアメリカ最大級のロックフェス。開催時期が4月と早いため北半球のフェスシーズンの先陣を切った幕開けとなる。そのためミュージシャンたちのフェスブッキングを占うフェスとされ非常に注目度が高い。

14. 死者の日(メキシコ)

開催期間:11月1日
開催場所:メキシコ

死者の日(Día de los Muertos)は、メキシコ、またはアメリカ・カナダのメキシコ人が多く住む地域に行われる故人へ思いを馳せて語り合う祭り。街やお墓にはド派手な装飾が施され、通りには骸骨などの仮装をした人で溢れかえる。日本のお盆と近いが、死者の日では明るく楽しく祝う特徴がある。

15. サン・フェルミン祭の牛追い(スペイン)

開催期間:7月6日から7月14日
開催場所:スペイン・パンプローナ

別名「牛追い祭り」とも呼ばれる、スペイン・パンプローナの守護聖人サン・フェルミンにちなむ「サン・フェルミン祭」。市街地に放たれたウシを闘牛場まで追い立てるエンシエロ(牛追い)が有名。ただし実際にはウシを追いかけるというよりもウシの前を走る者が多く毎年多数の怪我人を出している。また、セビリアの春祭り、バレンシアの火祭りと共に「スペイン三大祭り」に数えられている。

16. ソンクラーン(タイ)

開催期間:4月中旬
開催場所:タイ

タイ旧暦の新年「チャントラカティ」を祝う祭り。別名「水かけ祭り」とも言われ、僧侶以外は誰かれ構わず水を掛け合う。特に、タイ北部のチェンマイでの水かけは派手なことで知られています。

17. バーニングマン(アメリカ)

開催期間:8月末
開催場所:アメリカ・ネバダ州ブラックロック砂漠

ゴキブリさえも生息できない過酷な環境の砂漠「ブラックロック砂漠」に年に一回、一週間の日程で開催される5万人規模のイベント「バーニングマン」。バーニングマンが開催されている時のみ街「ブラックロック・シティ」を形成し、街の中心には人形の巨大な造形物「ザ・マン」が置かれています。この「ザ・マン」に火を放ち燃やすことがイベント名の由来となっています。

2012年のバーニングマンで製作された動画「水着美女をフラフープに取り付けたカメラで撮影すると圧倒的な景色が現れる」です。バーニングマンの会場の雰囲気がよく伝わってきます。

18. クルクプナル(トルコ)

開催期間:6月から7月
開催場所:トルコ・エディルネ

クルクプナル(Kirpinar)は、ギリシャとの国境の町エディルネで開催されるトルコのオイルレスリング「ヤールギュレシ(Yağlı güreş)」の全国大会。格闘技の大会としては世界最古とされており、レスラーは黒い革のスボンのみを身につけ、全身にオリーブオイルを浴びて戦う。3日間の大会中には約2000リットルを超えるオリーブオイルが消費される。

19. ワンダーラスト・フェスティバル

開催期間:様々な時期
開催場所:世界各地

様々な時期に世界各地で開催されている、旅をしたいという抑え難い衝動を意味する「ワンダーラスト」な人を惹きつけてやまないヨガ、音楽、自然を祝うフェスティバル。世界中から一流のヨガの講師、ミュジカル・パフォーマーらが集結する。

2014年にハワイ・オワフ島で開催予定のプロモーション動画です。
Wanderlust O’ahu 2014 (Feb 27 – Mar 2) – YouTube

20. 保寧マッドフェスティバル(韓国)

開催期間:7月中旬頃
開催場所:韓国・忠清南道保寧(ポリョン)市

保寧(ポリョン)市の大川海水浴場で開催される干潟の泥を利用して体中に泥を塗りたくる泥祭り。1996年から開催されており、2007年には2週間に延べ220万人が参加している韓国有数の祭りとなっています。

21. 台湾ランタンフェスティバル(台湾)

開催期間:元宵節(旧暦の1月15日)
開催場所:台湾

台湾・交通部観光局が主催する台湾ランタンフェスティバルは、世界で最も大規模に開催されるランタン・フェスティバル(元宵節)の一つに数えられる。夜空を数千ものランタンが漂う姿は圧巻の一言。

22. グラストンベリー・フェスティバル(イングランド)

開催期間:6月末頃
開催場所:イングランド・グラストンベリー

現在行われている世界最大のロック・フェス。正式名称はグラストンベリー・フェスティバル・オブ・パフォーミング・アーツ(Glastonbury Festival of Contemporary Performing Arts)。会場は広大な農場を使用しており、80を超えるステージで様々な種類の音楽のライブが700回以上行われ、18万人が来場している(2007年)。

ソース:World Festivals You Have to Attend at Least Once (22 pics) – Izismile.com

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