アートとデザイン

宇宙的恐怖、ラヴクラフト自身による「狂気の山脈にて」のアイディアスケッチ


南極大陸で謎の体験をした探検隊の教授の手記、という体裁をとって書かれた小説「狂気の山脈にて」は一連のクトゥルフ神話ものでも傑作と言われていますが、これを執筆する際にラヴクラフト自身が描いたアイディアスケッチが公開されています。

これは1936年の「狂気の山脈にて」の設定について書かれた7ページのうちの1枚。当時、ラヴクラフトは貧困に悩まされており、紙を節約するために開いた封筒を使って書かれています。

このページは登場する怪物についての設定が色々と書き込まれています。

「狂気の山脈にて」はラヴクラフトの作品の中でも人気があり、何年か前にはファンが作ったニセの予告編が大ヒットしてしまうという事件もありました。

実は「パシフィック・リム」のギレルモ・デル・トロ監督も「狂気の山脈にて」を制作する予定であったのですが、同時期の「プロメテウス」のとイメージが重複してしまうため制作を中止するという決断をしています。

デル・トロ監督自身が描いているイメージイラストがこちら。他にも同作品についていくつかイラストを残しています。
ギレルモ・デル・トロ監督が決して手離さない「あのノート」の驚くべき中身の画像いろいろ – DNA

ソース:HP Lovecraft: The author’s notes for his novella “At The Mountains of Madness”

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