人間には不可能な精度と速度で刃物を扱う産業用ロボットのパフォーマンス・デモ動画
自動車や精密機械の工場では、もはや欠かすことのできない産業用のロボット。しかしその真の性能を知っている人はほとんどいないのではないでしょうか。日々黙々と活躍する3台のロボットが超複雑な動きを超高速でデモします。目で追うだけでも大変です。
スイスに本社を置くABB(アセア・ブラウン・ボベリ)社の産業用ロボットの2台のアームに取り付けられたファンタの缶の間を、ピンがすり抜けていくように制御されています。これだけギリギリの距離だと予めこの動作をプログラムすることすら難しそうです。
ABB Robotics – Fanta Can Challenge- Level II – Superior Motion Control – YouTube
こちらの動画は産業用ロボットが精密なビリヤードをしています。手玉の止まりっぷりを見るとこいつにゃ勝てそうにありません。
ABB Robot Playing Snooker – YouTube
ISOでは「3軸以上の自由度を持つ、自動制御、プログラム可能なマニピュレータ」と定義されている産業用ロボットですが、そろそろ大きな工場では人間のようなロボットが登場しても不思議ではないと思えてきます。
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