名門ハーバード大学、学生の「異常性欲サークル」を公認
日本にも珍妙な部活やサークルが公認されている大学がありますが、思わずほんとかよ!と言ってしまいそうになるような学生サークルが、世界の名門、アメリカのハーバード大学で公認されたそうです。
今回公認された「Harvard College Munch」はBDSM、つまり隷属趣味と支配趣味、SMなどへの指向をもつ人たちのサークル。BDSMに限らず、ベッドルーム以外でのセックスや体の一部パーツへの執着など幅広い「異常性欲」をもつ人を対象としています。
いわゆる「乱交グループ」的なものではなく、もっとゆるやかな会食や「語る会」を主体としたもの。BDSMの趣味を持つ人たちの食事会を英語では「munch」と呼び、これは互いのパートナーを入れ替えて楽しむ「パーティー」よりも参加しやすいものとされているそうです。
もともと学生食堂とメーリングリストを中心にした非公式な集まりであったのが、7人から30人に増えたこともあり学校側に申請し、公認を得たということです。公認によってポスターの掲示や学内施設の利用が可能になるほか、様々な学内機関へのアクセスが可能になります。
よく考えると当たり前なのですが、こうした性癖や体験をお互いに語ることができる場所というのはあまりありません。「変態的」な性欲の持ち主は仲間外れにされるという気持ちがあるようで、あるメンバーは「学内にそういう性癖の人が他にいると思わなかった」「安心してこうした性癖について語ることができる」とサークルの意義を語っています。
また、コミュニティの形成だけでなく、専門家との情報交換を行って性的な虐待を受けた学生に対して適切なケアを提供するという目的もあります。
今回の公認について、代表者は「学生の多様性を認める姿勢を示した」と学校側を評価しています。
なお、今回は他にも学生団体が認可されておりその中には「Comics Club」つまり漫研も含まれているそう。胸が熱くなるニュースですね。
ソース:College Approves BDSM Group | News | The Harvard Crimson
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