アートとデザイン

そこは透き通った青の世界、モロッコの山に囲まれたブルーシティ「シャウエン(Chefchaouen)」


地中海に面した北アフリカ・モロッコの観光都市といえば、フェズ、カサブランカ、マラケシュなどが日本でも有名ですが、ヨーロッパ人やバックパッカーにはとても人気のある小さな都市「シャウエン(Chefchaouen 、Chaouen)」があります。

人気の秘密はシャウエンのリーフ山の斜面にある旧市街地「メディナ」の濃紺様々な青色に塗られた街並みが素晴らしく美しいこと。そんな地中海の島を思わせるモロッコの山に囲まれたブルーシティー「シャウエン」の紹介です。

シャウエン(シャフシャウエン)は、モロッコ北部の地中海近くの約4万人の小さく魅力的な都市。リーフ山地の中心部にあるため、山々を背景に白を基調とした家に鮮やかな青色のペイントが施された街並みがあります。

元々はベルベル人等が暮らしていた土地。そこにイベリア半島(スペイン、ポルトガル)で起こったレコンキスタから避難してきたユダヤ難民たちが、1930年代に小さな要塞だった旧市街地「メディナ」の壁を青色に塗り始め、現在も鮮やかな青色の街並みは続いています。

メディナの中央広場にはカフェが並び旅行者や地元の人が集まり、夏にはヨーロッパからの大量の旅行客を約200軒のホテルで対応します。また、シャウエンは、人気の買物スポットとしてもよく知られており、地元の職人たちが作るウール製の服や織物、ヤギのチーズなどが非常に人気です。

もう一つ影の人気の理由として、(シャウエン地方はモロッコの大麻の一大生産地のため)、大麻が簡単に手に入ることもあげられるようです。そのため、現地に行く場合には気をつけてください。

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8. メディナの市場入り口

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こちらは街の様子がよくわかる動画です。
CHEFCHAOUEN / MOROCCO : Blu-ray "WORLD – CRUISE" #04 – YouTube

山に囲まれた立地のシャウエンがよく変わります。

大きな地図で見る

ソース:блог длиною в жизнь – Пойдем-ка, покурим-ка!

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