科学と技術

バイクのサイドカーをウラル社の職人さんたちが手作りで製作している動画


第二次世界大戦時にドイツ軍が使用していたBMW社のバイクを完全コピーするところから始まったロシアはウラル社のサイドカー(側車付きバイク)。現在でも最新のテクノロジーに頼ることなく、職人さんたちによるハンドメイドで生産されています。

そんなウラル・サイドカーの工場での職人さんたちによる制作風景の動画の紹介です。ただの鉄板が職人の技術により製品になっていく姿を見ることができます。

側車部分を制作中の職人です。これぞ、ロシアのクラフトマンシップ。人間の手で作れるものは人間の手で直すことができるもの。日本のようにメーカーの修理店ネットワークが発達していないような土地ではこうしたバイクのほうが重宝するのです。
A Labor of Love: Building a Sidecar at the Ural Factory – YouTube

こちらもウラル社の工場内を撮影した動画です。
Factory.mp4 – YouTube

ウラル社というとあまり馴染のない名前なのですが、世界的には最も生産量が多いサイドカーのメーカー。日本法人もり、国内では最も気軽に買えるサイドカーのメーカーでもあります。側車の車輪が単車部分の後輪と一緒に回るタイプのものは普通自動車免許(AT限定のみは不可)で運転できるので、ちょっと変わった交通機関を欲しい人にはウケているそう。

そんな、ウラル社の歴史についてはこちらに詳しく解説されています。
ウラル・ジャパン | ブランド歴史

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