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宇宙飛行士と肩を並べて作業できる限りなく人型なロボット「Robotnaut 2」


雑多な用事はロボットにまかせ、人間は創造的な仕事だけを行う……地球上ではともかく人間の労働力が非常に限られている宇宙空間では重要なコンセプトです。NASAではこうした雑用を人間と一緒にこなしてくれるロボット宇宙飛行士を開発しています。


Robotnaut 2は宇宙における「雑用ロボット」。宇宙には資材や費用の問題があって、ごく限られた人数しか行くことができません。しかし、本来の目的である実験や探査などの他に、山ほどの雑用があります。

Robotnaut 2はそれらのルーチン化された雑用を人間の代わりにやらせる、という目的で開発されました。人間が触るインターフェイスを使って作業をするので精密な指先をもっています。

今のところ、空気循環装置のエアフローを調べる仕事をロボットに任せているとのこと。空気の流れを計測するにはまずピタっと静止し、自分の息が装置に影響を与えないようにしなければなりません。機械の体をもつRobotnaut 2にはピッタリですね。

将来は火星探索などにも使われる予定なのでこうした機動ユニットも開発中。カッコイイやつです。

動画はこちらから。
R2 Autonomously Operating a taskboard on the ISS – YouTube

ソース:Robonaut: Home

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