思い出は永遠に、死んだ飼い猫を剥製にしたヘリコプター「Orvillecopter」
ペットは生き物。いつかは別れの時がきます。しかし、その厳格な理にアートと技術で挑戦した人が現れました。交通事故にあった猫のことを永遠に忘れないために、彼を剥製にしてヘリコプターに変身させたのです。
「空飛ぶネコ型ロボット」というどこかで聞いたことがある代物を作ってしまったのはオランダのアーティストBart Jansen。彼は、飛行機を発明したライト兄弟の弟の名をとってオービルと名づけられた猫を愛していました。
しかしある日、オービルは交通事故にあってしまいます。悲しみのどん底に突き落とされたBartはオービルの剥製を作りますが、やがてラジコンヘリの専門家・Arjen Beltmanと組み、半猫・半ヘリの「オービルコプター」として完成させたのです。
整備中のオービルコプター
今はそれほど遠くまで飛ぶことができませんが、「鳥が大好きだったオービルが彼らと一緒に飛べるように」とオービルの誕生日にはより強いモーターと大きなプロペラが装着される予定ということです。
動画はこちらから。
PowNews – Orville de vliegende kat – YouTube
思い出として残すのも重要ですが、安らかに眠ってもらうことも重要な気がします。
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