教室でアミノ酸点滴をしながら授業……中国の厳しすぎる受験戦争の実態
中国では6月に全国大学統一入試(通称:高考……ガオカオ)が行われるため、現在高校生たちは必至の追い込み中。寝る暇も惜しんで詰め込みにかかっているわけですが、ある高校生がマイクロブログにアップロードした教室の様子が「これはひどい」と話題となっています。
ほとんどの大学では高考の点数のみで合否が決まってしまうため、その難易度と競争はすさまじいものがあります。
なので高校3年生の受験生たちは文字通り体力の限り試験勉強に撃ちこみ、中には過労によって学校で倒れてしまう人もいます。その際は保健室で体力補給用のアミノ酸点滴を受けることができるのですが「その時間さえもったいない」ということで行われているのがこちらの施策。
なんと教室で勉強しながら点滴です。
この点滴、なんと受験生が受ける分については自治体から補助が出ているとのこと。過労が前提なのですね。
……そこまでするかな、という感じ。
教室の天井から点滴のボトルがたくさんぶら下がっているという実に異様な光景。
日本の受験戦争も厳しいものがありますが、中国の社会システムではこれでコケると後で挽回するチャンスがほぼなくなってしまうので、みんな必死です。
動画はこちらから。
Visit msnbc.com for breaking news, world news, and news about the economy
ソース:Eye Opening : Senior High School Classroom Full of IV Drip Bottles in China | Offbeat China
Behind The Wall – Chinese students use IV drips while test cramming
関連記事
ものすごい方法で天然ガスを持ち運ぶ中国の村人たち - DNA
中国の若者の生の主張をとらえたマルチメディア写真集「iSpeak China」 - DNA
中国にあるラブドール工場の猟奇的過ぎる画像いろいろ - DNA
中国の貯水池に浮いているどうやって持ってきたのか分からない航空母艦 - DNA
中国・北京にある文化大革命をテーマにしたレストラン「紅色経典主題餐庁」 - DNA
12個の鍋を同時に操り料理を仕上げる中国の屋台のオジサン - DNA