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世界初の電動スポーツバイク「Brammo Empulse」販売価格決定、国産リッターバイク並


「原付スクーターの代替品」というイメージを大きく塗り替える初の市販電動スポーツバイク「Brammo Empulse」がプレオーダー開始です。恐ろしい値段になったんじゃないか、と思ったら国産のリッターバイク+αという感じで割と価格競争力がありそうです。


Brammo社の「Empulse」は「航続距離100マイル(160km)・最高速度時速100マイル」を目標に開発された電動スポーツバイク。これまでの電動バイクは街中を低速で移動するコミューターという位置づけのものがほとんどでしたが、Empulseは既に電動バイクオンリーのレースでの実績のある「RR」の技術がフィードバックされた本格派となっています。

販売されるのは「Empulse」と「Empulse R」の2グレード。写真は「R」のもので、フロント・リアのフェンダーやライトカバーがちょっと豪華になっています。車体のほとんどを占めるバッテリーがすごい。

6速ギアボックス+水冷モーター。バッテリーとくらべるとかなりコンパクトになります。原付のエンジンとほぼ変わらないサイズ。

最高出力54馬力、トルクは63Nmと400cc~600cc並みと考えると、若干足回りはさみしいかも。

充電は標準で9時間、別売りの急速充電オプションを使うと3.5時間となります。

プロモ動画はこちらから。
Brammo Fast Forward – YouTube

気になるお値段は「Empulse」が1万6千995ドル(約136万円)、同「R」が1万8千995ドル(151万円)。

「世界初」なだけに、この価格が適正なのかそうでないのかというのはなかなか判断がつくところではありませんが、ガソリン車でいえば国産のリッタークラス~逆輸入車というかなりいい感じの値段になりました。

むしろ次に続く競合メーカーがどこまでがんばってくれるのか、試金石としてはかなり狙った値段といえます。詳細は公式Webページから。

ソース:100% Electric Motorcycle : Brammo Empulse and Enertia Home

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