科学と技術

思い出にサヨナラするための最終兵器「手作り自動フロッピーディスク装填機」


思い出が詰まったフロッピーディスクが大量にあってどうしようもなくなってしまっている人にオススメしたいのが、こちらの自動フロッピーディスク装填機。パソコンの前で吸出し終わるのを待たなくても、完全自動で次々とディスクを入れ替え・読み取ってくれます。


フロッピーディスクの弱点は色々ありますが、データの吸出しと整理で問題となるのは読み取り時間の長さ。フルにデータが入っていると1枚1分はかかります。

10枚くらいなら手で入れ替えていけばいいのでしょうが、作者のDwellerさんは、Amiga時代に使用していたフロッピーディスクが5000枚ほどにもなってしまったため、自動でディスクを入れ替えながらデータを吸い出すシステムの開発に乗り出しました。

フロッピーディスクの箱の下から発見されたレゴで製作されたプロトタイプ。

しかしたとえレゴといえども、マッシヴな要求に耐えることができず……Dwellerさんは市販のフロッピー複製装置をオークションで落札、フロッピー装填部分だけを取り出して使用することにしました。

製作中のハードウェア。
Kryoflux & CopyPro & Arduino. Automated Disk Imager – YouTube

そして木工でフレームを組み上げ、完成したのがこちらのマシン。
Floppy Autoloader – YouTube

読み込みに時間がちょっとかかってしまうのであまり劇的な見た目の動画ではないのですが……死ぬほど重宝する人は古い企業を中心にたくさんいるのではないでしょうか。

ソース:Dwellers Tech Musings: Converting all my Amiga Disks..

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